僕より先に旅立ってしまった君へ。最愛の君へ。

今日、最愛の家族、
私が12歳の頃から一緒に育ったミニチュアダックスのクーが天国へ旅立った。


最期の時に一緒に居られなくてごめんね。
もっと甲斐性が有ればさ、ずっと一緒に居られなくても会う回数は増やせたかもしれないね。
ごめんね。


初めて迎えに行ったのは、秋田と青森の県境。
山奥のブリーダーさんの所から引き取ることになって、知人宅の子と、一緒に連れて来たんだ。
どちらか一方を選ぶ時、少し離れたところに二人を置いて、最初に駆け寄って来てくれた子を選ぼうと決めたってお母さんが言っていた。
君でありがとう。


まだ、小さい頃、初めて海に連れて行ったとき、犬掻きをしながら水面へ沈んで行って慌ててすくい上げたね。
その翌年には泳ぎ方を覚えて俺のボディボードの上に喜んで乗って来たっけ。
忘れっぽい俺だけど、それはすごくよく覚えてるんだ。
一緒に大人になって、少しずつ、色々覚えて行ったよね。


一年経ってさ、お嫁さんを連れて来たよね。
急だったからびっくりしてたかな。
でもすぐに仲良くなったよね。
今ではずっとくっ付いて。


育児放棄された子でさ、あり得ないくらいの甘えん坊だからさ、お母さんにずっと抱っこしててさ、
その膝の上の指定席がいつのまにか奪われちゃったね。
でも君はとっても優しいから。
甘えたいの我慢して譲ってたの知ってるよ。
ありがとうね。


二人にさ、赤ちゃんが産まれてとっても可愛い赤ちゃんが産まれて、うちの家を旅立って、君たちの子は、沢山の家族を幸せにしに行ったんだよ。
うちだけじゃない。
君は多分気付いていないけど本当に沢山の家族を幸せにしてあげたんだ。
ありがとね。


誰にだった甘えたがって、遊びたがって、俺の友達ともみんな友達になったね。
人懐っこくて誰にだって抱っこして、
遊んでほしくてキャンキャン吠えてさ、
頭撫でると嬉しくって尻尾振って。
多分そんな犬君たち以外そうそう居ないんだよ。
犬の癖にさ、遂に一度だって人に噛み付くことも無かったじゃないか。
そんな優しい君。


中学生、高校生になって、楽しい遊びを覚えてさ、帰りが遅くなってあんまり遊べなくなって、散歩もめんどくさがってたまにしか連れて行かなくなってごめんね。


高校卒業して上京して家を離れてしばらく、俺の部屋のある二階への階段を見上げて泣いてたんだってね。
ごめんね。


日常にさ、当たり前の様にしているからさ、
俺が会いたい時、一方的に会えたからさ、
実家に帰れば待っていてくれたからさ、
君はいつだってきっと、俺に会いたいって思っていてくれてたんだろうな。
自分の都合ばかりだよな。ごめんね。


自分の行動を悔やむ事しか出来ない。
全て俺の不甲斐なさが君との時間を削ってしまった。
本当にごめんね。


天国へ向かった君へ。
ごめんな。こんなの美学みたいなもんでしかないんだけど言葉にしておかないと。
残しておかないと。何かしら形にしなければ心の奥に落ちていつか見つからなくなってしまうから。
だから伝えさせて。最愛の君。俺の人生の最上の宝物。
君はやっぱり先に逝ってしまったけど、俺はまだもう少し時間がかかるみたいだよ。
君は多分、他の子より長くこっちにいてくれた。
17歳って本当に頑張って、少しでもと思ってこっちに居てくれたんだよな。
夏に会った時はもう、元気がなくて歩くのも辛そうで正直考えてはいたんだ。
覚悟はできてなかったけど。
でもさ、このまえ正月に会った時は夏に会った時より元気そうにしてて相変わらずだななんて思っちゃった。
俺が換気扇の下にタバコを吸いに行くと吸い終わるまでとなりに座って待っててくれてさ。
本当は体に悪いからこっち来んなって思った。
でもたまらなく愛おしかった。
あれからひと月ちょっと経った今日、逝ってしまったんだね。
最期の時はとなりにいてあげたかったけれど、どうやら君は昨日も普通に過ごして、眠る様に逝ったって聞いて、ちょっと安心したんだ。


いつか俺もそっちに行ったらさ、今まで遊んだ事、行った所、もう一度全部回ろう。
出かける時はいつだって一緒に。
沢山の景色といろんな場所の匂いを君に味あわせてあげたい。
虹の橋なんてお話を知ったよ。
君は少し早くゴールしちゃったけど、いつか俺もそっちへ行くからさ。
そしたらさ、もう一度。一から始めよう。


世界中、数え切れない家族、動物、
そのとんでもない確率で出会えてありがとう。
君じゃなきゃダメだったし、君であって、本当に良かった。


ダメダメなお兄ちゃんだけど、もう少しだけ見守っていて下さい。
もう少しだけ、虹の橋のかかる草原で待っていて下さい。


ずっとずっと愛しています。
またね。

夜に閉じ込めた感情の不良債権は明日へスライドしてしまおう。
心の中のうざったい曇りが私の中のなけなしの快楽物質を貪る。

ここ数年、同じ日々を繰り返した。
日を重ねる毎になんだか逆の方へ進んで行く。
輝かしい日々は消え去った。

誰にだって届けられた筈なのに、
手の届く範囲には誰もいなくなった。

10年前に戻りたいなんて、1年前に戻りたがっていた私は思いもしなかった筈だ。

過去は色褪せないのでは無く、色褪せない様にリタッチしていると気が付いた。

ほら。
今この時もあの時と変わらぬまま過去にばかり逃げている。

風邪の日

毎日、毎日、毎日。
同じ事ばかり考えて眠る。

何をもって達成とするか。
何をもって、満足となるか。

欲深くて傲慢だから何も手に出来ないのに何も手に入らないと嘆いて、
何もしていないのに、何かのせいだと感じている。

いつか死ぬ時以外のゴールは無いのだろうか。
きっと辛い病気で死ぬ事になるだろう。
きっと痛い思いをして死ぬ事になるだろう。
それは受け入れられてはいないが、わかってはいる。

人からの好意も素直に受け入れられない。
時間も心も、余裕が無いから貰った分の好意を返してあげられそうにない。
そう言った自信がない。

だから突き放してしまうのは、全部自分が悪いとわかっているよ。

過去の傷のせいにするのは、己可愛さに自己防衛しているだけ。
傷付く覚悟をしてまでも、人には近づかないよ。

そんな事ばかり言ってもう無駄に27年間過ごした。
もう取り返せない時間だってよくわかってるよ。

疲れてしまった。
仕方なく生きることは、もう難しい。

生きる為の理由が欲しい。
誰かの為の人生にしたい。
それも言い訳なのはわかっているけれど。

おもうこと

考えることは多いよ。
いつもは140文字以内に纏めている。


届かない後ろの方の記憶から届く所に手を伸ばした。
もういらない。
欲しいけど、手に入れて手に入ってそこで幸せになれるビジョンが浮かばないから。
幸せには、してあげられそうないから。
甲斐性なしの私はまだまだ甲斐性なしだから、こうなりたい。ああなりたいばかりで成功者の背中を指差して近付こうとはしない。


どうせ、こんな声も、もう誰にも届かないから、でも、もし、
なんて。無いね。


まいにち毎日、明日が来るのがいやだ。


この深夜の微睡で、眠剤でとろけてる脳みそのままでいい。


ただ、願いが叶うのならば、あの子を抱きしめたい。
何もしないで抱きしめたまま一晩を明かしたい。
欲とは違う欲がある。

グアム

遠い海の向こうで眺める空は、似ている様でどこか違って見える。
月は低く見えるし空の下には海が見える。
星は明るく見えるし、何処からか、聞こえて来る笑い声は全く知らない言葉。


もう二度と踏まないかもしれない土地。
けれどいつかまた来れる様に努力をしていこう。

秋、燦々

愛しいだけじゃ足りないし。
嬉しいだけじゃ不安だし。
優しいだけじゃ、意味無いし。


連れて行ってあげるから。
憂、燦々
離さないでいてくれるなら
何でも叶えてあげるから。






夜、考え事をする時間が、以前と比べて減った。
ブログを書くことは、考え事を整理しながら行う行為であったけど、最近はツイッターに考えもしないで意味のない事を呟いてばかり。




新生活が始まり、新しい環境と街で、特に何も変われずにいる。
また、この街に帰ってきた。


地元でもしっかり稼げる仕事につければ地元にいたかもしれない。


今の環境はすごく満足しているけど、刺激がない。


東京って言う世界でも有数の刺激的な街に住んで、足りないのはたぶん、満足できることを満足に行いないから。


仕事に打ち込んで日常を満たさなければ。




頑張って年1000万稼ぐ。
それが可能なステージにいるんだからそうしなければ。